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2009年の社長インタビューを振り返る

kao■KAO コーチの「経営者に聞く」~人生って素晴らしい~■
年末特別版 2009.12.28 号
コーチで社会保険労務士の川添香が聞く経営者の歩み。
経営、生き方のヒントが満載です。

こんにちは。「KAO Coaching Space」 川添香です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
クリスマスも過ぎ、いよいよ今年もカウントダウンとなってきました。
みなさまにとって今年はどんな一年だったでしょうか。
この一年を振り返ると、私はこの「経営者インタビュー」を始められたこと、続けられたことはとても大きなことだったと思います。
経営者という方々の生き様をナマで伺うという機会はそうそう出来るものではありません。
世に出したいなあという思いで始めたことでしたが結局は私にとってたくさんの学び、気づきを得られるものとなっていました。
気づいてみるとなんと7名の方のインタビューをメルマガにすることが出来ました。
インタビューを受けてくださった皆様、ありがとうございます。
そこで、今回は年末特別版としてインタビューを振り返りながら私が感銘を受けた言葉や学んだことなどをダイジェストでお送りしたいと思います。

KAO の気づき、学び。経営者インタビューを通して学んだこと

▼小河原社会保険労務士事務所代表 小河原裕雅さん
「あれはあれでやっておいてよかったなと思っています」「その経験があるからこそ営業の方の心情がわかるようになりました。
断られるだけでストレスなのに、ひどい言葉をかけられたら一日いやな気持ちになるだろうと思うんですよ。
今でも電話営業とかがかかってくると、なるべく丁重にお断りするようにしています。」
<KAO の学び>
小河原さんのエピソードで一番心に残っているのが、飛び込み営業でいきなり怒鳴られて追い返されたお話。
小河原さんは涼しげな眼でこんな風におっしゃっていました。
あることを見るときにいろんな視点があることに気づき、実際に自分の身をどの視点に置くかは選択できる。
一つの視点に執着しているとその出来事はつらいことのまま。
怒鳴られるという経験を小河原さんは学びという視点で捉えなおし、今では笑い話にされていました。
自然に視点が変わっていく場合もありますが、小河原さんの場合は意思をもって視点を変えていった例だと思います。
視点を変えながら人生の色も変わっていくのだなあと思わせていただきました。

▼株式会社 ケーイーコーポレーション 取締役社長 梶本丈喜さん
油まみれの修理からのスタートでした。会社の中でも一番小さなサービス部門で、泥臭い現場の最たる部署でした。
今まで勉強してきたことと実際の仕事のギャップに対する葛藤を非常に感じましたね。
それまで大学院で経営の学術的なところを勉強してきたのに、それはまったく役に立たない。
中小企業の下積みって言うのはこんな苦労するものなのかと。
何のために大学院まで行ったのか、ただの肩書きを得るためなのかとね。

<KAO の学び>
大学院で MBO まで取得された梶本さん。現実とのギャップの大きさに直面したときに、梶本さんから湧いて出たものは将来の「負けん気」だったそうです。
本来のひとの強さがあるとしたらこういうことなのですね。
本領発揮で乗り越える力を学びました。

▼株式会社 オーワークス 専務取締役 折田清一さん
そうやって苦労して作り上げた瞬間は本当に喜びを感じます。でも次の瞬間には別れが待っているわけで・・・。
引き渡しの時には本当に寂しくなるんです。
何ヶ月も時間をかけて家と関わってきていますからね。
やっぱりすごい愛着が生まれていますよね。現場工事中は自分のもののような感覚で自由に出入りして、気持をこめて、手をかけて作っていたのが、引き渡した瞬間にそれはもうお客様のもので、作り手といえど、自由にはいじれなくなってし
まいますからね・・・。
そうは言っても、実は一年後とかしばらく経って訪問したときにもっと嬉しいと感じること
があるんです。お客様がその家で快適に暮らして本当に嬉しそうにしてらっしゃる姿を見た
り、使い勝手がよくてとか、建ててよかったと実際におっしゃっていただいたとき・・・報
われた気分になりますね。最高です。

<KAO の学び>
引き渡しのときに感じる寂しさ。
それこそその仕事に打ち込んできた証なんだろうと思います。
自分の経験に照らし合わせると、コーチングの期間が終了して完了セッションを行うとき同じような気分になることがあります。
伴走を必要としなくなったクライアントさんのまぶしさを一抹の寂しさとともに感じます。
ですから、一年後とかに連絡をもらうととても嬉しかったり。
仕事とは愛情が形になったものなのかも知れませんね。

▼株式会社 日本ワイドコミュニケーションズ 代表取締役社長松井 保さん
父は僕にとってはライバルですからね。亡くなって永遠にライバルになってしまった感があ
ります。壁に当たると想像するのは父の顔なんです。たぶん父だったらこうするだろうって。
そうやって答えを見つけて、最初は父の答えだったのが、それがだんだん自分の答えになって、父の顔が自分の顔になってくる。
回りが、これが松井のやり方だって思うようになってくる。
結局のところ、全くの白紙からのスタートではなくて、父がある程度デザインしたものに僕は組み入れられているんだなあと思います。

<KAO の学び>
男性には「父を乗り越える」という使命があるのでしょうか。
ご存命ならお父様も年を取り、
自分より衰えてくるのを目の当たりに出来ますが、亡くなってしまったら比べようもなくなる。
いつもお父様の存在をライバルとして感じながら、いつの間にか味方に取り込んでいったのは松井さんの知恵なのではないでしょうか。
すでに「松井オリジナル」が出来上がっているのを感じました。
「乗り越える」という言葉の重みを感じさせていただいたインタビューでした。

▼三協株式会社 代表取締役 三田春彦(みたはるひこ)さん
いやぁ、頂点に立った経験もしましたが、つらい経験悪い経験、どん底の経験も数知れずです。
クサったときも一度や二度じゃないですから。
そして、クサりきった後は死ぬほど努力して上を向くという経験もしましたね。

<KAO の学び>
底の底を味わった後、人は決してつぶれるものではないのですね。
三田さんのお話を聞いていると、人とは底なしの強さ、自分を生かすやり方を、本能的に知っているのではないかと
思います。苦しさを自分のものとして味わいきったときの次のステップが必ずあるのですね。

▼株式会社ベルク 代表取締役 立花佳志美(たちばなよしみ)さん
一年くらい悲しみ抜いてね、ある日ふと思ったんですよ。でも強烈に。「自分を生きたい!」って。
あんなにハツラツ、イキイキとしていた生きていたものがいなくなってしまうことの残酷さ。
だったら死ぬまでしたいようにしようって。
明日死んでもいいように今日生きようって。
私が一番死を身近に感じた出来事です。人は一生懸命に生きないとね。

<KAO の学び>
若くして妹さんをなくされた経験が、立花さんの生き方に強烈に影響を与えていることを感じました。
「明日自分が死ぬとしたら今日何をするのか」究極の問いを、立花さんは妹さんの死から得たのではないでしょうか。
立花さんのインタビュー以来、私もことあるごとにこの問いを自分に投げかけてみています。
「一日一生」の言葉が思い浮かびます。

▼建築診断協会 代表 鷲尾建志(わしおたてし)さん
その仕事で成功したかどうかというのは3つのポイントあるというのをある人に教えてもらったんだよね。
まず、その仕事が好きなこと。
それからその仕事で食えること。それから
その仕事をすることで人から評価されること。
<KAO の学び>
わずか二年の間に、経営していたゼネコン会社の閉鎖、先代のお父様の死、支え続けてくれた奥様のがん発覚、死を経験された鷲尾さんの言葉だからこそ、深く届くものがありました。
どん底の思いをされた建築のお仕事をお客様からの言葉で見事に形を変えて、天職と呼べるものまでに高めた鷲尾さんの思いの深さを感じます。自分自身を振り返ってみて天職と呼べるようになるまでにはいくつもステップがあると感じます。
私もがんばろう~と勇気をもらったインタビューでした。

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「KAO コーチの経営者に聞く」バックナンバー
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●KAO コーチのちょっとひとこと●
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▽サボタージュ(変化を抑える作用のこと)対処法
~”サボ”は愛しきもの~
前回サボタージュはその変化が必要なものであればあるほど強くなると書きました。
そうなんです。
大きなチャレンジ、大きなものに突き動かされて変化しようとするときほど、”サボ”の働きは大きくなるのです。
ですから、サボを感じたときは、これから行おうとしていることは自分にとって大きな意味のあることと考えてよいのです。
では、前に進むときへのサボへの対策方法は?
いろいろあるのですが、まず「お願いする」。
今大事なときだから少しだけおとなしくしていてねとサボに頼んでみるのです。
あるいはサボ部屋を心に用意して強制的に入ってもらう。
実は、コーチングでは、サボに出会ったときによくやる対処法として、コーチがサボの声を担当して、クライアントさんと会話するというものがあります。
「それってお金いるじゃない?今無理よね」
「経験ないもん。やらないほうが無難だよね」
「そんなことしたら非難ごうごう、バカじゃないって思われるよ」
いくつかあげるうちにクライアントさんからは真の声が上がってきます。
「そんなことはない・・。私は変化を必要だと思っているんです」
そうなったらコーチはサボにお願いするようにクライアントに促します。
なぜコーチがしないかというと、やはり自分でやることほど強力に働くものはないからです。
それでも・・・大きなサボはなかなか立ち去ってくれないときがあります。
そんなときはさらに深くサボを味わうところへコーチは舵を切っていくということをします。
●なにか新しいことをしたい、必要と思っているのになかなか進まない方。
あなたの中の「サボタージュ」が暴れているのかも知れません。
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最後までお付き合いくださってありがとうございます。
不況で始まり、不況で終わろうとしている 2009 年。
それでも、私たちはこの一年を乗り越えてきました。
2010 年はどんなことがあってもすばらしい年と思える年にして
いきたいものです。
今年一年お付き合いありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。

今年一年お付き合いありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
感想などございましたら、お問い合わせページ からお気軽にご連絡ください。

川添 香(かわぞえ かおる)

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