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インタビューするだけでチームに何かが起こる!
インタビューは、チームの強みや課題を抽出し、今後のプログラムを進めていくためのプランを作るために行います。 言葉だけでなく、そこに込められた感情や願いなども聞き取っていきます。

このチームは、まだ発足半年のフレッシュなチーム。
それぞれに専門分野を持つ専門家お二人とスタッフ1名です。インタビューは、全員形式で行いました。
発足当初と今の状況の違い。それに対する気持ち。チームに対する、最高の夢、最悪の夢を語っていただきました。(インタビューする内容はそのチームによって違います)
彼らのこれからの夢としては、個々が自立すると同時に組織としても機能すること。
今までにない組織のあり方を模索している段階のようでした。
組織化することへの期待もありながら、そこに生ずる恐れや不安も垣間見られます。
期待、夢はチームが前進するエネルギー。そして、恐れ、不安は乗り越えていくべき課題になります。
最後に、このプログラム(システムコーチング®)でのテーマ=何について対話を重ねていくかを決めて終了です。
プログラムはまだ始まっていませんが、実はこのインタビューだけでも様々なことがチームに起こり始めます。
チームに対する期待や恐れは、チームの中でなんとなくあるなーと感じているはいるものの、言葉にすることで、急に実態の伴ったものとしてチーム内に存在し始めます。それは、チームメンバーの表情や態度に如実に現れ始め、チーム自体に影響を及ぼして行くのです。
インタビュー後に感想をお聞きしたら、
全員でチームそのものに対しての話をしたことがなかった。
こういう機会でもなかったらきっと話さなかったことだろう。
お互いに考えていることが共有された。
などなど出てきました。

さて、次回からのコーチングで何が飛び出してくるか。今後がとても楽しみなチームです。