kao coaching space > 社長インタビュー > ニッポンメンテナンスシステム株式会社 代表取締役 伊藤光治さん ~その2~
ニッポンメンテナンスシステム株式会社 代表取締役 伊藤光治さん ~その2~
会社所在地:東京都中央区新富 1-7-7 新富センタービル5F
TEL :03-3553-0061
ホームページ:http://www.nms-ibr.co.jp/index.html
◆プロフィール◆
昭和 27 年 7 月 8 日 千葉県船橋市に農家の次男として生まれる
昭和 47 年 3 月 小山自動車整備専門学校卒業
昭和 47 年 4 月 日産サニー千葉北販売㈱サービス部入社
昭和 50 年 4 月 ㈱ニッポンレンタカー東都入社
リ-ス事業部課長拝命
昭和 60 年 7 月 ニッポンメンテナンスシステム㈱創業
代表取締役に就任 現在に至る。
・資格等 ガソリン自動車 2 級整備士・危険物乙 4 類資格等
・著書 「僕と俺と私」写真エッセイ集 ・趣味 写真・車・バイク ・クレド 「成せばなる」
私の営業の原点はここにあります~高二の夏休み東北一周自転車ひとり旅
KAO:
それは伊藤さんご自身が作り上げてきた人間関係なのでしょうね。その底力の原点のようなものはあるのですか?
伊藤:
高校二年の夏休みですかね。仲間4名で一緒に西日本へサイクリング旅行という話が起きまして、それぞれ準備に入ったのですが、メンバーが一人抜け二人抜け、最後に残ったのは僕だけだったんです。
でも、一人で行ってみるかと思い、西日本はやめて甲信越から東北六県のほうにいってみることにしたんです。
味噌、しょうゆ、テント、米等を当時は三段ギアの自転車に積んでね。
チャレンジしてみたかったんですね。
でも、一人で行ってみるかと思い、西日本はやめて甲信越から東北六県のほうにいってみることにしたんです。
味噌、しょうゆ、テント、米等を当時は三段ギアの自転車に積んでね。
チャレンジしてみたかったんですね。
KAO:
すごいチャレンジだと思うのですが。
伊藤:
そのときもワクワクのほうが強かったですね。実際走り始めてから大変だと気づいたんです(笑)
KAO:
やってみて初めて大変だと。
会社と同じですね(笑)
会社と同じですね(笑)
伊藤:
それがね、その自転車旅行が僕の営業の原点なんですよ。
まず2日間はテントを張ったのですが、2日目で大雨と雷に打たれまして、テントが重くなったりしてもうイヤだと。
それから民家に泊めてもらおうとひらめいて、ドアツードアを始めたんです。
まず2日間はテントを張ったのですが、2日目で大雨と雷に打たれまして、テントが重くなったりしてもうイヤだと。
それから民家に泊めてもらおうとひらめいて、ドアツードアを始めたんです。
KAO:
わー、知らないお宅に飛び込みですよね?何件目くらいで泊めてくれるんですか?
伊藤:
3件、4件で決まるときもあるし、20 件以上やってもダメなときがあって、そういう時は学校に行くか道沿いのお堂に泊まるんです。
学校には宿直の先生がいたので、カツ丼をご馳走になりましてね(笑)
岩手県の学校でしたね。
やっぱり岩手県でしたが、泊めてもらえなくて道沿いのお堂に寝袋で泊まって、裏がお墓だったんでちょっと気持ち悪い思いをしたこともありますね。夏ですから(笑)あとは大体民家に泊めてもらいましたね。
学校には宿直の先生がいたので、カツ丼をご馳走になりましてね(笑)
岩手県の学校でしたね。
やっぱり岩手県でしたが、泊めてもらえなくて道沿いのお堂に寝袋で泊まって、裏がお墓だったんでちょっと気持ち悪い思いをしたこともありますね。夏ですから(笑)あとは大体民家に泊めてもらいましたね。
KAO:
ひゃ~、確立の高い営業ですね(笑)。
民家の方ってどういう反応をされるのですか。
見知らぬ高校生が玄関に尋ねるんでしょう?
民家の方ってどういう反応をされるのですか。
見知らぬ高校生が玄関に尋ねるんでしょう?
伊藤:
何を言って泊めてもらったのかは忘れましたけど、警戒心はたぶんあったとは思いますよ、当時学生運動のちょうど大学紛争の終わるころで安田講堂の事件があったりしましたからね。
でもね、泊めていただいたところは本当に親切にしていただいてね、夕食も朝食もご馳走してくれますし、昼はおにぎりを作ってくれるんですよ。
ほとんどお金を使いませんでした(笑)
洗濯物も洗ってあげますよと言われることが結構あって。
女の子がいる家だったりすると恥ずかしかったりするんですが、しっかり洗ってもらっていました(笑)
でもね、泊めていただいたところは本当に親切にしていただいてね、夕食も朝食もご馳走してくれますし、昼はおにぎりを作ってくれるんですよ。
ほとんどお金を使いませんでした(笑)
洗濯物も洗ってあげますよと言われることが結構あって。
女の子がいる家だったりすると恥ずかしかったりするんですが、しっかり洗ってもらっていました(笑)
KAO:
伊藤さんの何がそうさせるんでしょうね。伊藤さんは私から見るととても人懐っこいところがあるようなんですが。人に近づく能力をもってらっしゃるようにお見受けします。
一番感受性豊かなときに見知らぬ他人の中に入っていくというのはどういうご経験だったのですか。
一番感受性豊かなときに見知らぬ他人の中に入っていくというのはどういうご経験だったのですか。
伊藤:
自然でしたね。
KAO:
なかなか出来ないことだと思うんですよ
伊藤:
あんまり考えていないんですよ。
KAO:
そこにハードルがない感じ。
伊藤:
そのときはなかったかもしれませんね。
ただ、研修でも飛び込み営業をしましたがあれはイヤでしたね。
何のためにこんなのやるのと。
今考えるとあれがあったから根性がついたかなと思いますが。
ただ、研修でも飛び込み営業をしましたがあれはイヤでしたね。
何のためにこんなのやるのと。
今考えるとあれがあったから根性がついたかなと思いますが。
KAO:
すると、伊藤さんは何のためにという目標があるとすーっといけるのですね。
伊藤:
ああ、そうですね。
なにか目標がはっきりしていれば、前に行きますね。
僕に限らず誰でもそうだと思うんだけど。
なにか目標がはっきりしていれば、前に行きますね。
僕に限らず誰でもそうだと思うんだけど。
KAO:
いやー、誰もがそうは出来なさそうにも思いますが。
とにかくもうテントが重くていやだと。
今日は民家に泊まりたいという目標が自転車旅行ではあったわけですね。
とにかくもうテントが重くていやだと。
今日は民家に泊まりたいという目標が自転車旅行ではあったわけですね。
伊藤:
そう、目標が出来た(笑)
KAO:
で、研修の後の飛び込みは何のためにやるのかわからないので苦しい。
伊藤:
そうそう(笑)
KAO:
伊藤さんは考えて行動するというより、身体が先に出ちゃうタイプですね。
伊藤:
そうですね。身体が先に行きますね。せっかちだし。
動いた結果失敗したというケースもたくさんありますよ。
動いた結果失敗したというケースもたくさんありますよ。
運命的な写真との出会いは一枚のチラシ
KAO:
さて、写真との出会いは?
伊藤:
7,8年前になりますか。
そのころバイクや車が好きでしてね。大型バイクにまたがってツーリングに出かけるのですが、ただ走っているだけでは面白くないなあ、何かやりたいなあとおもっていたところにホームセンターのチラシが舞い込んできまして。
そのチラシのレンズつきのカメラ 29800 円というのに出会ったのがきっかけですね。
それまで写真の写の字もなかった人間がなぜ写真なのかいまだにわからないのですが、そのとき写真だと思ったんですよ。
そのころバイクや車が好きでしてね。大型バイクにまたがってツーリングに出かけるのですが、ただ走っているだけでは面白くないなあ、何かやりたいなあとおもっていたところにホームセンターのチラシが舞い込んできまして。
そのチラシのレンズつきのカメラ 29800 円というのに出会ったのがきっかけですね。
それまで写真の写の字もなかった人間がなぜ写真なのかいまだにわからないのですが、そのとき写真だと思ったんですよ。
KAO:
ひらめきですね。何かあったんでしょうね。
伊藤:
うん。何かあったんでしょうね。芸術的なセンスがここで出てきたんでしょうかね・・・(笑)
半年くらいそのカメラを使って、今度はポジフィルムというスライドフィルムに出会いまして。
そこで新しいカメラに切り替えて、それからますますのめりこんでいきましたね。
半年くらいそのカメラを使って、今度はポジフィルムというスライドフィルムに出会いまして。
そこで新しいカメラに切り替えて、それからますますのめりこんでいきましたね。
KAO:
どこが魅力だったのですか。
伊藤:
ん、一番は仕事を忘れる。
写真は自分のイメージどおりに取れるかどうか、常にチャレンジ。
自分のイメージどおりに取れたか取れないか、ショック受けたり喜んだり、ショック受けたり喜んだり、ショックショック喜びショックショック喜びの連続(笑)。
そうやっていると、ファインダーのぞいているときは完全に仕事を忘れるんですよ。
これは大事ですよ。
ところがイメージ通りというのはなかなか行かないんですね。
だけど、イメージ通りの写真をなんとしても撮りたいんですよ。
魅力といえばそれですね。
常にイメージが追いかけている感じですね。
写真は自分のイメージどおりに取れるかどうか、常にチャレンジ。
自分のイメージどおりに取れたか取れないか、ショック受けたり喜んだり、ショック受けたり喜んだり、ショックショック喜びショックショック喜びの連続(笑)。
そうやっていると、ファインダーのぞいているときは完全に仕事を忘れるんですよ。
これは大事ですよ。
ところがイメージ通りというのはなかなか行かないんですね。
だけど、イメージ通りの写真をなんとしても撮りたいんですよ。
魅力といえばそれですね。
常にイメージが追いかけている感じですね。
KAO:
常に何かを追い求める感じですね。
伊藤:
写真を始めてから半年後くらいにフォトコン(フォトコンテスト)に出したら五席に入ったんですね。
それで、お、いけるかなと。その後何回か出したら入賞も何度かしまして。去年は佳作でね。
悔しかったんです。
で、プロのカメラマンにマンツーマンで教えてもらうことにして、今年は秀作で入賞しました。
そのくらい極めたいと思っているんですよ。
それで、お、いけるかなと。その後何回か出したら入賞も何度かしまして。去年は佳作でね。
悔しかったんです。
で、プロのカメラマンにマンツーマンで教えてもらうことにして、今年は秀作で入賞しました。
そのくらい極めたいと思っているんですよ。
KAO:
来年は何を狙いますか。
伊藤:
来年はそうですね。大賞。実はそれに類する写真はもう撮れていると思います。
KAO:
写真を撮るときの気持ちは?
伊藤:
最近はきれいな風景に出会うと、自然に手を合わせるというか、お礼を言いたくなる心境になりますね。
だから、この風景ありがとうという感じで撮りますね。
実際撮り終えた後、風景にお辞儀をしたりしてますね。
そのくらい感動がバーンと来ますね。スナップでも人や風景との出会いに感謝ですね。
だから、この風景ありがとうという感じで撮りますね。
実際撮り終えた後、風景にお辞儀をしたりしてますね。
そのくらい感動がバーンと来ますね。スナップでも人や風景との出会いに感謝ですね。
KAO:
ファインダーを通してそういう気持ちは伝わるんでしょうね。
伊藤さんの写真にはあったかい感じがありますね。
伊藤さんの写真にはあったかい感じがありますね。
伊藤:
たぶんね、写真って被写体に感激がないとファインダーをのぞかないと思うんですよ。
人は「切り取る」というんですが、僕は「構成する」だと思うんです。
画像を構成するというところでいわゆる構図を決めると。まず構成を考える。
配置を考えるとかね。
ファインダー覗かずにまず、ずーっと見てて、頭を動しながら(指で)四角をつくってあそことあそことここだなとか考えて、いい風景の場合はファインダー覗いて、これは僕の好きなイメージじゃないなとか、10 分くらい考えてね。
やっぱりやーめたということもあるけれど(笑)
人は「切り取る」というんですが、僕は「構成する」だと思うんです。
画像を構成するというところでいわゆる構図を決めると。まず構成を考える。
配置を考えるとかね。
ファインダー覗かずにまず、ずーっと見てて、頭を動しながら(指で)四角をつくってあそことあそことここだなとか考えて、いい風景の場合はファインダー覗いて、これは僕の好きなイメージじゃないなとか、10 分くらい考えてね。
やっぱりやーめたということもあるけれど(笑)
KAO:
その考える時間も楽しそうですね。
伊藤:
楽しいですよ。楽しいです。そこで何も考えないで、ほんとにその対面しているだけですよ。
KAO:
ですよね。でもそこに言葉はないですけど、風景と対話している感じですよね。
お互いにここ?あそこ?みたいな。
お互いにここ?あそこ?みたいな。
伊藤:
そっちがいいとか、あっちがいいとかみたいな。
KAO:
そっちに聞くとあっちがいいよとか呼びかけがあるような。
伊藤:
で、それは自分が生まれて育ってきた環境を選ぶんですよ。
あの、僕が写真をやってわかったのは、自分が選ぶ被写体というのは、自分が生まれてきた環境なんですよ。
どこかでそれを経験してるの。
で、それはそれに憧れて生きてきた、その憧れが今目の前にあるのかもわからないし、どこかで匂いを感じて、そこを感じたときに撮りたいと思う、突然そこを撮りたいと思うのではなくて、プロセスがあるんですよ。
だから個性とか自己表現というんでしょうね。
あの、僕が写真をやってわかったのは、自分が選ぶ被写体というのは、自分が生まれてきた環境なんですよ。
どこかでそれを経験してるの。
で、それはそれに憧れて生きてきた、その憧れが今目の前にあるのかもわからないし、どこかで匂いを感じて、そこを感じたときに撮りたいと思う、突然そこを撮りたいと思うのではなくて、プロセスがあるんですよ。
だから個性とか自己表現というんでしょうね。
KAO:
子どものころにそういうタネみたいなものがある・・
伊藤:
それはDNAといってもいいかもわからない。
KAO:
遺伝子?
伊藤:
たとえば、この匂いどこかでかいだことがあるとか、ここは以前来たことがあるとか。
行ったことのない人間がですよ、自分は経験していないんだけど、記憶にあるんですよ。
もしかしたらDNAかもわからない。
自分が撮った写真を見ていくと、この裏側って何なんだろう、何でこれを撮ったんだろう、何で憧れなんだろうということを考え始める。
そんな風になんでだろうと考えていくとさらに面白くなっていく。
行ったことのない人間がですよ、自分は経験していないんだけど、記憶にあるんですよ。
もしかしたらDNAかもわからない。
自分が撮った写真を見ていくと、この裏側って何なんだろう、何でこれを撮ったんだろう、何で憧れなんだろうということを考え始める。
そんな風になんでだろうと考えていくとさらに面白くなっていく。
KAO:
伊藤さんは船橋でお家は農業をされていたんですよね。本当に自然の中で育っているわけですよね。
そのころのお父さん、お母さん、あるいはおじいさん、おばあさんのDNAを全部受けて子ども時代を過ごして今があると。
そのころのお父さん、お母さん、あるいはおじいさん、おばあさんのDNAを全部受けて子ども時代を過ごして今があると。
伊藤:
だから、僕、都会の写真ってないんですよ。
KAO:
ああ、そういえばないですね。
伊藤:
田舎風景の写真なんですよ。
スナップなんかも、田舎の風景、田んぼで遊んでいる子どもとか、川で遊んでいる子どもとかにファインダーを向けるんですよ。都会は向けないんですよ。
スナップなんかも、田舎の風景、田んぼで遊んでいる子どもとか、川で遊んでいる子どもとかにファインダーを向けるんですよ。都会は向けないんですよ。
KAO:
ああ、私が伊藤さんの写真が好きなのがわかりました。
私も実家が農家で、お風呂が薪だったので夕方の匂いは薪が燃える匂いとかね、母親について畑に行って泥団子を作って遊んだ記憶、手のひらの感覚とかね、近くの川のきらきらした光とかね。覚えていますね。そこにつながるんですよ。
私も実家が農家で、お風呂が薪だったので夕方の匂いは薪が燃える匂いとかね、母親について畑に行って泥団子を作って遊んだ記憶、手のひらの感覚とかね、近くの川のきらきらした光とかね。覚えていますね。そこにつながるんですよ。
伊藤:
そのように写真を考えていくと、これから撮るもの、被写体すべてがすごく自分の見えない部分を表現していくことになるんですよ。これやめられないでしょ。自分の後ろから自分がゴンッと来るわけですよ。
KAO:
普段人に見せていない部分が出るわけですね。
伊藤:
選ぶ被写体で出るわけですよ。まだ見極めるところまではいかないですがね。
ただそういう風に見ていくとますます面白くなってくるんです。
ただそういう風に見ていくとますます面白くなってくるんです。
KAO:
来年の写真、楽しみですね。趣味の領域を超えているように見えますが。
伊藤:
本当はね、超えたいんですよ。何やるんでも真剣勝負。まあ、普通に写真家と話していても真剣勝負
で、最近プロの選ぶ絵柄と僕の絵柄が七割方一致してきたんですよ。
アマチュアは撮るのはうまいんだけど、選ぶのが下手でね、選べない。
で、アマチュアのうまい人でもどれにしましょうかと先生に聞くんですが、最近は私が自分で選んで「これですよね」と先生に聞くと、「これだね、伊藤さん」といってもらうことが多くなった、これが合ってきたと・・
で、最近プロの選ぶ絵柄と僕の絵柄が七割方一致してきたんですよ。
アマチュアは撮るのはうまいんだけど、選ぶのが下手でね、選べない。
で、アマチュアのうまい人でもどれにしましょうかと先生に聞くんですが、最近は私が自分で選んで「これですよね」と先生に聞くと、「これだね、伊藤さん」といってもらうことが多くなった、これが合ってきたと・・
KAO:
伊藤さん、この話をしているときは本当にイキイキしていますね。
伊藤:はい(笑)仕事よりこっちですよ。
伊藤:はい(笑)仕事よりこっちですよ。
KAO:
御社では、フォトコンテストを社員さんにされているのですよね。
コミュニケーションの一環だとお聞きしましたが。
コミュニケーションの一環だとお聞きしましたが。
伊藤:
最初は思いつきでね。社員にも楽しさがあったらいいなと思ったんですよ。
写真って嬉しさ、恥ずかしさが半々だと思うんですね。
お互いに撮りあったりして。コミュニケーションというのは、ニッポンメンテナンスという会社がフォトコンテストから発信して、Aさんに知ってもらう、それから、AさんがBさんに「こんなのがあるよ」ということでBさんに日本メンテナンスを知ってもらえる。
さらにBさんを経由してCさんにも知ってもらえるというメリットがありますね。フォトコンテストを通して単なるPRだけではない、より楽しい、もっと広がるコミュニケーションループというものが出来上がるんですよ。
写真のよさは身近で誰でも撮れて楽しめることだと思うんですね。
自分の撮った写真はやはり誰からに見てほしいものじゃないですか。
そこでお互い(社員間)の認知も起こってきますね。
対外的にはコミュニケーションループを通して「あの会社楽しそう」と、見てもらえるようになる。
写真はね、毒気がないんですよ。嫌味がないでしょう。
フォトコンをやるとね、家族の会話が増えるんですよ。家族の写真で応募してきますからね。
それから、社内間では職域を越えてコミュニケーションを起こす。
中には、また社長の趣味が出たよーと、否定的に発言する者もいますがね(笑)
写真って嬉しさ、恥ずかしさが半々だと思うんですね。
お互いに撮りあったりして。コミュニケーションというのは、ニッポンメンテナンスという会社がフォトコンテストから発信して、Aさんに知ってもらう、それから、AさんがBさんに「こんなのがあるよ」ということでBさんに日本メンテナンスを知ってもらえる。
さらにBさんを経由してCさんにも知ってもらえるというメリットがありますね。フォトコンテストを通して単なるPRだけではない、より楽しい、もっと広がるコミュニケーションループというものが出来上がるんですよ。
写真のよさは身近で誰でも撮れて楽しめることだと思うんですね。
自分の撮った写真はやはり誰からに見てほしいものじゃないですか。
そこでお互い(社員間)の認知も起こってきますね。
対外的にはコミュニケーションループを通して「あの会社楽しそう」と、見てもらえるようになる。
写真はね、毒気がないんですよ。嫌味がないでしょう。
フォトコンをやるとね、家族の会話が増えるんですよ。家族の写真で応募してきますからね。
それから、社内間では職域を越えてコミュニケーションを起こす。
中には、また社長の趣味が出たよーと、否定的に発言する者もいますがね(笑)
伊藤:
最近、そこからビジネスアイデアが生まれましてね。レンタカーといえば旅行、旅行といえば写真。
でね、お客様のフォトコンテストをやってしまおうと。
営業所から発信していくんです。レンタカーを借りながらフォトコンにも出品してくださいと。
そうすると、お客様の楽しみが倍になりますからね。
単に車を借りるだけではなくなってきます。そこで旅行プランまで作っていけるんです。
風が吹けば桶屋が儲かる式ですよ(笑)
先日、社内でプレフォトコンをやりました。みんな楽しんでいましたね。
特賞は賞金 3 万円ですが、「今回はオレが3万円もらいだなー」なんて言葉が飛び交っていました。
そういう会話を聞いていると私も嬉しいですよ。
写真は嫌味のないコミュニケーションスキルなんです。
でね、お客様のフォトコンテストをやってしまおうと。
営業所から発信していくんです。レンタカーを借りながらフォトコンにも出品してくださいと。
そうすると、お客様の楽しみが倍になりますからね。
単に車を借りるだけではなくなってきます。そこで旅行プランまで作っていけるんです。
風が吹けば桶屋が儲かる式ですよ(笑)
先日、社内でプレフォトコンをやりました。みんな楽しんでいましたね。
特賞は賞金 3 万円ですが、「今回はオレが3万円もらいだなー」なんて言葉が飛び交っていました。
そういう会話を聞いていると私も嬉しいですよ。
写真は嫌味のないコミュニケーションスキルなんです。
KAO:
伊藤さん、本当に写真がお好きですね。それ以上に写真の起こすコミュニケーションを楽しんでいらっしゃる。
夢を広げる伊藤さんでいらっしゃいますが、最後に今後の夢、展開させたいものをお聞かせください。
夢を広げる伊藤さんでいらっしゃいますが、最後に今後の夢、展開させたいものをお聞かせください。
伊藤:
ビジネスではね、新たな商品を3つ4つリリースしたいです。新たな商品で新たな収益の拡大が楽し
みですね。
先日、この5、6年新商品を作っていなかったと気づいて大反省しましてね。
思いついたことがあるんです。
みですね。
先日、この5、6年新商品を作っていなかったと気づいて大反省しましてね。
思いついたことがあるんです。
KAO:
ほう。
伊藤:
写真のレンタルビジネスを始めようかと。
KAO:
レンタルビジネス?
伊藤:
ええ。そこにパノラマサイズの写真が飾ってあるでしょう。
そのくらいの大きさのを消臭額に入れて、事務所などに貸し出しするんです。
目で楽しめて部屋のニオイも取る。
飾ってほしいのは特にトイレなんですよ(笑)トイレをピンポイントで狙おうかと(笑)
そのくらいの大きさのを消臭額に入れて、事務所などに貸し出しするんです。
目で楽しめて部屋のニオイも取る。
飾ってほしいのは特にトイレなんですよ(笑)トイレをピンポイントで狙おうかと(笑)
KAO:
一番じっくり見られるところですよね(笑)
伊藤:
そうそう。やっぱりね自分の写真は見てほしいですから。
そういう意味ではトイレは最適。
パノラマサイズって言うのは、なかなかこのサイズって少ないんですよ。
おしゃれだしね。
そういう意味ではトイレは最適。
パノラマサイズって言うのは、なかなかこのサイズって少ないんですよ。
おしゃれだしね。
KAO:
プライベートではいかがですか。
伊藤:
引退したらね、小笠原に住みたいんですよ。
写真の先生に小笠原は蛇がいないって言われたもので(笑)蛇、嫌いなんですよ。
写真の先生に小笠原は蛇がいないって言われたもので(笑)蛇、嫌いなんですよ。
KAO:
そこで写真三昧の日々ですか(笑)いつ頃までに引退したいですか。
伊藤:
あと 10 年ですね。65 歳で引退したい。息子も二代目として会社に入っていますしね。
息子には常に誰にも指差されない実績を作れと言っています
息子には常に誰にも指差されない実績を作れと言っています
KAO:
息子さん独自の実績ということですね。今後が楽しみですね。
二代目に期待されているご様子です。
今日は貴重なお話をありがとうございました。
また、お写真を楽しみにしています。
二代目に期待されているご様子です。
今日は貴重なお話をありがとうございました。
また、お写真を楽しみにしています。
【インタビュー所感】伊藤さんは昨年「僕と俺と私」という写真集を自費出版されました。きっかけは中小企業家同友会のメーリングリストで写真と散文の本を作りたいと表明されたことだったそうです。そこからは、さすが企業家の集まり同友会ならではのフットワーク。デザイン会社、印刷会社の社長さんが手を上げてくださり、とんとんと出版に至ったそうです。その経緯を聞く会で、伊藤さんのみずみずしい写真と少年の心を忘れない散文に惹かれ、今回のインタビューとなりました。また伊藤さんは同友会で「経営革新計画で会社を変えよう」~経営のブラシアップ 経営改善・計画と資金調達~という講演もなさっています。その辺の裏話などもお伺いしました。伊藤さんの語り口がとても軽妙でどこを切り取ってもとても楽しいインタビューとなりました。